蜂は膜翅目に属しています。
群れをつくって生活するハチの中には、人に危害を加える種類もいます。
このうち毒針をもっていて人を刺すハチはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、アリガタバチです。
この蜂によって、毎年、多くの死傷者がでています。
刺されると激痛を伴って腫れ上がり、深刻なケースでは呼吸困難に陥ったり、ショック死したりする事があります。
巣は天井裏・軒下・樹・土中等に作られますが、身の周りにハチが目についたり近くに巣を発見したりしたら、早急に駆除する必要があります。
また、刺されてしまった場合は、まず針を除去し、患部を冷やし、急いで専門医に診てもらって下さい。
種類
スズメバチ
社会的に最も問題となっている種類です。
体長は数cmに及ぶ日本最大のハチで闘争性が強く、オスは毒性の強い針を持っています。
巣を守ろうとする本能が強いため、人の動きに対して敏感に反応し、興奮するとフェロモンで仲間を呼び集めて集団で人を攻撃します。
4月下旬から5月上旬に巣作りを開始し、夏の暑い時期に活動が活発化、新女王バチが誕生する9月頃には巣が最大規模となります。
そして、餌が不足してくる秋になると更に攻撃的になります。
その後、唯一越冬する女王バチを残し、11月になると徐々に他のハチは死んでいきます。
スズメバチに刺されると、アナフィラキシーショックにより死亡する事があり、日本全国で毎年30〜50人が死亡しています
スズメバチは、森や林にだけ巣を造るとは限らず、人が生活する住宅の軒下や天井裏・壁の中など巣を作ることも多いです。
スズメバチを身近で頻繁に見かけるようになった時や巣を発見したときは、むやみに手を出さず、至急ご連絡下さい。
ミツバチ
非常におとなしいハチですが、巣を刺激したりすると攻撃してくることがあり、大量のミツバチに刺されて死亡したケースもあります。
ミツバチは、皮膚に刺した針を抜かずに残していきます。
針は簡単には抜けない形状になっており、身体からも外れない構造になっています。
ミツバチは内臓ごと針を引きちぎっていくので、刺した後はほとんどが死んでしまいます。
また、ハチの毒性に免疫ができるということはありません。
逆に、刺されるごとに免疫力が弱まって危険になっていきます。
アシナガバチ
民家の軒先や木の枝に巣をつくることが多く、一般的に多く見られる種類のハチです。
おとなしいハチだと言われていますが、不用意に巣に近づいたり、刺激を与えると攻撃してくることがあります。
スズメバチに比べると毒性は低く、身体は細長で脚が長いのが特徴です。
駆除
ハチの駆除は危険度が高い作業となりますので、専門家に依頼することをお勧めします。安易に考えて手を出し、重大な被害に遭ってしまうケースも少なくありません。
また、刺されたら直ちに医師の診察を受けて下さい。
当社では、ハチの種類と生態を観察し、それに合った専用装備を使って確実に巣を撤去します。